眼科

当院では犬猫の眼科に特化した獣医師による「眼科特別診察」を実施しております。

担当獣医師:能美

副担当:松本

動物の病気は、本人が言葉で伝られない分、病気の発見が遅れる場合もあり、獣医師による早期発見、早期治療が大変重要となります。特に目の病気は発見が遅れがちで進行の速いものが頻繁に見られ、早期の適切な診断と治療が必要なことが多いと考えられます。また眼科の診断・治療には専門性が高いものが多く特別な知識・技量が必要となります。当院では眼科に特化した獣医師と連携し、早期からの適切な治療を心がけております。

  • 隔週土曜日、夕刻(16:00~)からの診察となります。
  • 完全予約制・お電話にてご予約ください。

現在の診察予定日:4/20、5/4、5/18、6/1、6/15、6/29

  • 通常の眼科疾患はこれまで通り当院の獣医師で診察していきますが、難治症例・飼い主様が眼科診察を希望されるとき等に眼科専門診察を行います。
  • 眼科特別診察料 3000円(当院に通われている患者様)or5000円(眼科特別診察でのみ当院に通われている患者様)が別途かかります
  • 眼科用手術顕微鏡が必要な眼科手術は当院では実施できません。【※眼科用手術顕微鏡が必要ではない眼科手術(眼瞼の手術・瞬膜の手術・義眼挿入術・硝子体薬液注入・眼球摘出術の手術など)は当院で実施可能です】

眼科特別診察の獣医師の紹介

 能美君人(のうみ きみひと)

医学博士(眼科学)

経歴   

・2005年  千里高校卒業

・2011年  北里大学獣医学部卒業・獣医師免許取得

獣医内科学教室(眼科)所属  研究テーマ「ブドウ膜炎に関する検討」

・2011~2014年 大阪府下の動物病院に勤務

・2014~2016年 どうぶつ眼科専門クリニックに勤務

・2016~2019年 大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室 大学院(博士課程)

・2019~2021年 大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室 特任研究員

・2021年  医学博士号取得(眼科学)

研究テーマ「ヒトiPS細胞を用いた結膜上皮の分化誘導」

2019年~現在   茨木元町どうぶつ病院に非常勤獣医師として勤務

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眼科に関する学会発表

●第38回比較眼科学会 「ヒトiPS細胞由来角膜上皮細胞の血管新生能に関する検討

●第35回比較眼科学会 「角膜扁平上皮癌に対するマイトマイシンC点眼液の検証」

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眼科に関する論文       

●Generation of functional conjunctival epithelium, including goblet cells, from human iPSCs

Cell Reports, Volume34, Issue5, 2 Feburary 2021 , Elsevier

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眼科に関する著書・書籍等   

●BSAVA小動物眼科学マニュアル第3版 学窓社(翻訳者の一人)

●CAP(2019年8月号) 猫の眼科診療 ブドウ膜炎について

●CAP(2020年10月号) 難治性角膜上皮びらんに続発した好酸球性角膜炎の猫の1例

●CAP(2021年3月号) 犬と猫の角膜潰瘍

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ご挨拶

当院にて眼科を担当させていただきます。眼科に限らずとも、わからないことや不安なことがあればご相談くださいよろしくお願い致します。

所在地大阪府茨木市元町6-30(北摂地域)